舞台について

『LICHT-ER 観劇型照明ワークショップ』に参加しました!

合同会社LICHT-ERリヒターさん主催の照明WSワークショップに参加させていただきました。
とても勉強になる素敵なWSでした!
技術的なことはローカルにばっちりメモっているので、本記事では参加した感想などを少し書いておきます。

参加のきっかけ

たまたまツイッターでWS開催のお知らせが流れてきて興味を持ったのがきっかけでした。
参加資格が”観劇好きなお客様”ということで、中々ない機会だし気になるな~と。
内容に目を通してみると、日程空いてるし、好きな劇場だし、参加費無料だし・・・?無料!?
「参加費いくらかな~」と思っていたのでかなりびっくりしました。
そして極めつけは、過去に講師の方の照明を拝見した事があり(円盤でしたが)、その照明がとっても素敵で心掴まれたので「これはもう行くしかない!」と思い、参加を決めました。

WSに参加すること自体久々だったし、実際に上演もあるとのことで、「お客として行くべきなのか? 参加者として行くべきなのか?」と色々未知の状況でドキドキしていましたが、いざ参加してみると肩肘張らずに楽しく学ぶことができました!
(チケットもお金も出さずに劇場の入口を通過するの、なんだか不思議な感覚でした笑)

概要

場所 :池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER
参加費:無料
時間 :約2時間15分(休憩込み)

講師:
 阿部将之 さん(照明)
 小玉久仁子 さん(俳優)
 亀谷理子 さん(俳優)
 米山和仁 さん(アフタートーク登壇)
 末原拓馬 さん(短編の脚本・演出)

スタッフ :【照明デザイナー】阿部将之さん、【照明オペレーター】阿久津未歩さん、【音響デザイナーオペ】丸山慶将さん(tone pocket)【マイクケア】新原もゆみさん、【制作】小野智美さん

内容:
 ①照明トーク
  基本的な照明の効果・表現についての実演説明
 ②短編上演『ハルシオンとハバネロの夜』
  実際に短編を上演
 ③解説上演『ハルシオンとハバネロの夜』
  ②で上演した短編を再度上演しつつ、ストップ+解説の実施
 ④アフタートーク
  参加者からの質疑応答+アフタートーク

照明トーク

①の照明トークは「観劇好き」を対象としているだけあって、舞台の基礎知識がある人に伝わりやすい、自分にとってはクリティカルな分かりやすさでした。
俳優さんの協力(立ち位置など)もあり、実演と解説のテンポが良くてとても理解しやすかったです。
照明だけでも情緒が揺れるというか、受ける印象が変わるということを実感できてとても勉強になりました。
好きな演出の名前も知れて嬉しかったです。(”ライトカーテン”覚えました!)

短編上演

②③の短編上演、本当に贅沢でした。
たった2回のWSのために舞台を創るという凄さ。
正直、台本を持ったままでも充分WSになると思っていたのですが、めちゃめちゃちゃんと公演でした。(チケット代払わせてください)

考古学を教える大学教授と召喚された睡魔の物語。
コメディのようでしたが、しっとりと温かい質感のあるお話でした。
最後はうるっとしました。。

解説上演では、台本に書かれたキューを確認しながら解説を聞くという形式。
①で基礎的な話を学んだので、こちらの解説は応用的・実践的な感じで照明の効果をより深く知る事が出来ました。
また、上演中にスマホで撮影してるのすっごい変な気分でした笑(普段絶対やらないから・・・)

感想

普段から観劇では演出面に感動することも多いのですが、今回は「照明」という要素にフォーカスして、知識と感覚の両面で解像度が上がったのがとても嬉しかったです。

改めて振り返っても、本当に豪華なWSでした。
資料の配布・撮影OKの解説・実際の上演まであって無料というとんでもない大盤振る舞い。
対価を支払いたいです。。。(カンパとかあれば・・・)
お客さんだけでなく、演劇部の学生さんにとってもためになる内容だと思いました。

そして、個人的には「舞台が好きな人がこんなにいるんだ!」と感じられたのも嬉しかったです。
普段あまり観劇している人と接点がないので。笑

次回があれば是非また参加したいです!(舞台セットがある場合の効果とかも気になります)
素敵なWSの開催をありがとうございました!
今後の観劇がもっと楽しくなりそうです。

ハルシオンとハバネロの夜
『ハルシオンとハバネロの夜』
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