やみ・あがりシアターさんの ベガスペガサスについての記事です。
この記事では、実際に観劇した立場から「どんな作品だったか」「印象に残ったポイント」「どんな人におすすめか」などを中心にまとめています。
既に観劇された方や気になっている方の参考になれば!
本記事には作品のネタバレが含まれています。
本作未見の方はご注意ください。
※ネタバレを含む感想パートと、未見の方向けの情報パートを分けて記載しています。
- セット・演出について
- ストーリーについて
- キャラクターについて
- 夢洲から来たマーケター(小嶋直子さん)
- 牧師シックスティーン/兼、座付き作家(カトウクリスさん)
- 村人ワン(ノーギャラ日替わりゲスト)
- 村人ツー(さんなぎさん)
- 村医者スリー先生(二宮正晃さん)
- 村娘フォー(田久保柚香さん)
- 村の青年ファイブ(林瑠之介さん)
- 港区から来た(6)(久遠明日美さん)
- どこかから来た(7)(東直輝さん)
- 北区の若者(8)(北原州真さん)
- 北区の若者/10の彼女(9)(安藤優さん)
- 北区の若者/8の弟(10)(中川大喜さん)
- 最寄り交番の警察官(河村凌さん)
- 都内のどこかから来た5のファン(五十里直子さん)
- 北区民/14の友人(久保瑠衣香さん)
- 北区民(加藤睦望さん)
- 北区民/14の夫(薮田凜さん)
ネタバレなしゾーン
はじめに
観劇のきっかけ
前作の「白貝」が面白かったので今回も観に行きました!
今作含め2作品観ただけですが、既に次回公演も楽しみにしております。
舞台概要
公演の基本情報

http://yamiagaritheater.jp/next.html
公演名:やみ・あがりシアター 第23回公演 ベガスペガサス
劇団名:やみ・あがりシアター
会場:北とぴあ ペガサスホール
期間:4月25日(土)~5月6日(水・祝)
上演時間:約2時間(途中休憩なし)
作・演出:笠浦静花
チケット料金:
一般……………………3500円
22歳以下………………500円
生涯無料パスポート…0円
北区民割引……………3000円
作品のあらすじ
ジャンル:人生を賭けるギャンブル物語
時代背景:現代
お気持ちはわかります、この場所で作り上げてきた演劇作品を愛していらっしゃる。
その、体験型?で、お客さまが物語の中に没入する……もちろん知ってますよ、流行りましたもんね!ご安心を。私たちは敵じゃありません。同じ“娯楽”じゃないですか。
みなさんをそのまま再雇用します。ぜひとも力を貸していただきたいんです。
だって、素敵じゃないですか?
お客さまはみなさんの作る物語に没入して、お話の中で本物の賭けをしていただく。
金のやりとりっていうのは、命のやりとりの次に本質的なコミュニケーションですから。きっとみなさんの物語は、かつてなくスリリングになりますよ。
今日をもって、この体験型演劇施設は、カジノに生まれ変わります!💘幸せを射止めたいっていう、美しい気持ち。それが射幸心なのよ💘
引用元:やみ・あがりシアター公式サイト
http://yamiagaritheater.jp/next.html
!!!以下ネタバレあり!!!
舞台について
セット・演出について
3面が客席で囲まれている舞台。
ルーレット盤のような床と入口のネオン。
フライヤーと同じく、可愛らしさを感じるセットでした。
人間ルーレット、楽しい!
皆で歌い・踊りながら人力で回すルーレットは見た目も曲も楽しくてめっちゃ混ざりたくなりました。
あとお衣装、ブラックライト(?だと思った)で命名ナンバー見えるのお洒落で素敵!
ストーリーについて
様々な背景を持った登場人物たちが織り成す大ギャンブル物語、面白かったです!
観たあとなんでかハッピーな気持ちになりました。
ギャンブルはやったことがないですが、北とぴあベガスは面白そうだなと思ってしまいました。
各キャラクターのお金がなくなったエンドストーリーがありましたが、お金がなくなった人のほうが幸せそうに見えて、幸せってなんだろう?となりました。
お金は無くても幸せになれる、のかもしれない。。
一点不明なのは減圧したことについて。
結局共倒れで、冷静にギャンブルができていたわけでもなく、あれは何だったのだろうかと少し疑問に感じました。エンディングに繋がったりしたのかな?(劇場にも酸素を送ろうぜ!)
エンディングもランダムのようで。
あれだけ多いと公演中お披露目できない人のパターンもありそうだなと思い。円盤に全部収録されることを期待しております・・・
キャラクターについて
夢洲から来たマーケター(小嶋直子さん)
只者じゃない感がすごい。
喋りめちゃ分かりやすいし、本心が分からない微笑み。(手紙もすぐ破るし笑)
結局お金を毟り取ろうとしていたのか、純粋にカジノが好きなのかすらも分からなかった。どっちもだとは思うけど、読めない人だなぁと思いました。
牧師シックスティーン/兼、座付き作家(カトウクリスさん)
まとも枠かと思ったらそうでもなかった。笑
天才タイプ?
イマーシブ、自分でもよく分からないけど俳優自身がお客さんになるのはイマーシブなのか??笑
ペガサス裁断という突拍子もないアイディアも受け入れてくれる、柔軟な人なんだなと思いました。
村人ワン(ノーギャラ日替わりゲスト)
日替わりゲストさん!セリフもちゃんとあるし、馬だし、使い方が贅沢だなと思いました笑
ノーギャラ俳優を当てる企画では、自分が観た回も実際に当ててる方いてすごかった!(なんで分かるのか)
村人ツー(さんなぎさん)
ペガサスの相方すぐいなくなっちゃって可哀想。
ファイブが乗るのビックリしちゃいました。ずっと後ろ足だし、腰が心配になりました。
白髪可愛かったです!
これは完全に私情なんですが、月初にも馬の前脚と後ろ脚が分かれてるパターンの作品を観て、なんか馬に縁ある年度なのかもなぁとか思いました。
村医者スリー先生(二宮正晃さん)
アクションの俳優さん。最初にマーケターに食ってかかったり、矜持がある。けどお金には勝てない。
弟子思いで人間味がある方でした。
弟子と一緒に成功してほしい!
村娘フォー(田久保柚香さん)
最初のイマーシブの村娘、行動がRPGの村娘感凄くて可愛かったです!
お師匠ラブな感じが微笑ましい!
村の青年ファイブ(林瑠之介さん)
正統派!
ファンの人への対応が誠実で素敵なキャラでした。
良い人感が凄くありました!
港区から来た(6)(久遠明日美さん)
お名前はない?ようですね。
ギャンブルでの勝ち顔が好きなお姉さん。
9番ちゃんとのシーンが個人的に大好きです。良い雰囲気じゃん⋯⋯
どこかから来た(7)(東直輝さん)
情報商材マネロンキャラクター。
結構好きです。
普通に悪いことをしているのですが、どこか憎めない存在というか。馬の前脚もちゃんとやってくれるし虚しいキャラが濃かったです笑
一体何の情報商材で儲けたんだろうか・・・
北区の若者(8)(北原州真さん)
今作で一番好きなキャラでした。なんたって優しい。
道端に倒れている15番を無下にせず話聞いてあげるしお金も貸してくれる。
なにより9番ちゃんとの賭けコイントスで「コインが立ってるから半分!」てなかなか言えないセリフですよね。(コインも本当は立ってなんかいなかったと思ってる)
頼れる兄貴でした。
北区の若者/10の彼女(9)(安藤優さん)
ちょっと天然な所がありそうな女の子。
ギャンブラーの才能がありそう。しかも驕らない。これは強い。
場を明るくさせる笑顔が眩しくて、好きなキャラでした。
北区の若者/8の弟(10)(中川大喜さん)
短絡的というか分かりやすいキャラでした。
周りに助けられてなんだかんだで楽しく生きてる感じがよかったです。
これからもみんな仲良く、特に9番ちゃんを大切にしてほしい!!笑
最寄り交番の警察官(河村凌さん)
河村さん、最近別の作品でも拝見しました!
街のおまわりさんという感じで、とても親しみやすそうなキャラでした。
なんだかんだで職を失わず良かったです笑
都内のどこかから来た5のファン(五十里直子さん)
ファンと俳優という間柄ながら、5さんとは非常にいい(というかファンとして健全な)関係のキャラでした。
純粋に5さんを応援しているんだろうなという温かさがとても良かったです、彼女のお金が心配だ・・・結局返せたのかしら?
北区民/14の友人(久保瑠衣香さん)
14さんと同じで個人的に苦手なキャラだったかもしれない。
「羨ましい」などの言動で色々と思う所はあったのは分かるけど、にしても陰湿じゃない??と思ってしまった笑
でもなんだかんだで助けてあげたり、エンディング後も普通に仲良く喋ってるところを見るに14とは「友人」だったんだ、という所が結構新鮮でした。仲直り(?というかギクシャクがなくなった)したみたいで何よりです。
北区民(加藤睦望さん)
正直あまり好みではないキャラクターでした。(でも加藤さんのお芝居は好きです!!)
「羨ましい」という言動には見下しと自己肯定ももちろんあったと思うのですが、実際本当に羨ましい気持ちもあったんだろうな・・・と思いました。
きっと真面目な人だとは思うのですが、自分とはちょっと合わないかなと笑
旦那さんに振り回されて色んな目に遭ってましたが、普通に暮らしてたらきっと経験できなかったこと、なのではないでしょうか?幸せに暮らしてください!
北区民/14の夫(薮田凜さん)
夢見がちなギャンブラー。
「何者かになりたい」という気持ちは凄い共感できることでもあるので、彼が負けた後の姿を見て「しっかりしないとな・・・」と姿勢を正す気持ちになれました。
頼りないし愚かだとも思いましたが、応援したいキャラクターでした。
まとめ
どんな人におすすめな作品か
ギャンブルの話という事で、人を選ぶ作品かと思いましたが、誰でも楽しめる作品だと思います。
コメディよりの会話劇の印象でした。
人間ルーレットや出ハケの多さなど視覚的にも刺激が多いので、会話劇が苦手という方でも楽しめるのではないでしょうか。
また、ランダムエンディングのようなので、リピートすれば違う世界が見えるかもしれません。
おわりに
最初にも書きましたが、今作もとても面白く楽しめました!
ギャンブル興味ないけどなぁと思いつつも、交錯するストーリーに惹き込まれていきました。
幸せについて再考する必要がありそうです。
白貝の円盤も買えたので満足です。
次回公演も楽しみにしています!

